おひさしぶりでーす。桜が咲きそうですね、daidaiです。
みなさん、エルヴィスはお好きでしょうか。
エルヴィス・プレスリー(Elvis Aron Presley, 1935年1月8日 - 1977年8月16日)
ミシシッピー州生まれ、13歳よりテネシー州メンフィス育ち。
ブルースの聖地からロックの王様は生まれた。
’77に42歳の若さで亡くなってもなお、その印税収入は毎年数十億に達するモンスター。
彼の母に対する深い愛情(マザコンとも言える)は、その人生の様々な場面に大きく影響を与え
デビューするキッカケとなった一枚のデモ盤が母への誕生日プレゼントだった話は有名。
彼がスーパースターとしての地位を得て、これからって時に母が逝去。
その後の異常なまでの高カロリー過食でルックスが激変して行くのも、有名な話。
(一日で消化するコーラが200本、卵は毎日27個、一日の摂取カロリー1万5千calとか)
半分は都市伝説的に膨らんだとしても、きっとスゴかったに違いない。
そんな母への想いと、その後の過食生活とを結ぶ様なエピとして
彼が生涯愛してやまなかったママの味「ピーナッツバター・バナナサンド」があります。
忙しい仕事から久々に母の待つ豪邸へ帰ると、
母がエルヴィスの為に必ず作ったと言われるそのサンド。
作り方はいたって簡単。
1) 厚切りのベーコンを数枚、フライパンでひたすらジュージュー焼く。
2) ベーコンから脂がタップリ出て、カリカリになったら
ベーコンを取り出して捨てる。
3) 一方で、ボールに
バナナを3本スプーンの背で潰したら、
そこに
ピーナッツ・バターを一瓶全部入れます。
4) 先ほどボールに入れたピーナッツ・バターがバナナと良く絡むように混ぜ合わせたら、
それを2枚の厚切り食パンで
全て挟む。
6) ベーコンの脂がタップリ入ったフライパンへそのパンを投入。
カリッとなるまで
揚げるように焼く。
7) 最後にメープル・シロップをドボドボーっとかけ、ハイ♪召し上がれ。
この料理を「スターが愛したグルメ」みたいな番組で観ていた私。
先ほどのレシピでいうと 3) あたりから「おぇ〜っ」と胸焼けがしてきました。
ところが横で一緒に観てたse氏がぼそっと「・・・・美味しそう・・・」 (゜∇゜ ;)エッ!?
さすがse氏。体格だけでなく食指もエルヴィス級。
推定カロリー3000calは行きそうなこのド・ジャンク・サンドに憧れを持つようになりました。
一緒にスーパーへ行くと 「daiちゃん、ピーナッツ・バター買った方が良くない?」
今日の食べたい物を訊くと 「エルヴィスのサンド。」
ぜーったい作らん! あげんな不健康食は喰っちゃダメって。
必ず却下されるのを知っててリクエストする。
「・・ちょっと言ってみただけ。」そして私の手料理をおとなしく食べる。
だったのだけどね。
作っちゃったよ。( ̄∇ ̄)
daidai作のピーナッツ・バター&バナナサンド。
さすがにベーコンの脂で焼くことは出来ん。バターで焼きました。(ちょっとはマシかと・・)
なぜなら3/20はse氏の誕生日。
42歳になるその記念に42歳で亡くなったエルヴィスの大好物、憧れの一品を。
「はい、バースディ・ケーキよ。お誕生日おめでとう。」
見た瞬間は 「どこがケーキなの?」 と一瞬考えたようですが、
これがあのエルヴィス・サンドと気づくや 「うぉぉぉぉ!」 と子供の喜び様です。
ぱくっと一口。 どーですか、憧れた味は。 「うまーーーーい!」
うん、良かったねぇ。
私も頂きましたが、これがあなどれない危険な美味さ。
これでもか!! ってくらい高血糖まっしぐらな食べ物、美味いに決まってます。
年に一回くらいの記念日になら、作っても良いかな。
でも42歳で逝くとこまでは真似ないように、se氏。