ちょっと遅くなりましたが、あけましておめでとうございますぅ。
この年末からお正月にかけてはお仕事をびっちり入れてみたdaidaiです。
夜は隙をみて呑み明かしておりました。まぁ、いつもと変わらない過ごし方です。
そんなわけでやっとのお休み。この週末は湯布院へ!
深夜に福岡を車で出発。約2時間後には湯布院へ着いていました。
気温は暖かな小春クラスでしたが霧がすごいー。山の半分は隠れちゃってます。
終日のーんびりと穏やかに過ごしましたが、一番のお出かけになったスポットをご紹介。
「古くってボロでまだやってるか分かんない、ヤマメ料理屋があるの」
おおー!daidaiは古くってボロで
まだやってるか分かんないのが好きだー。
山道をグングン上がって行った途中の脇に
その古民家はありました。
「あれ、外壁を綺麗に直してる。
もっとボロだったのに」
いや、十分ダシ出てるっすよ。
中に入ってびっくり!
茅葺き屋根の下は梁がブッ通った広ーい昔の民家。
テーブルは全部コタツ。隣りにある自宅からゆっくり出て来た女将さん。
まず最初の接客が「はい、寒いからチャンチャンコどうぞ。」
女将さん、コタツの中に隠しておいたチャンチャンコを取り出して渡すと厨房へ。
これを羽織ってお茶を頂きながらしばし待つ。
この時間がまた何とも・・・。
私は一気に違う世界へ。
「おー、良う帰ってきたねぇ。
ご飯ば作るけん、みかんば食べよかんね」
幼稚園のころまであった八女のオジイちゃんの家を
思い出しました。
そして出て来たのがこれですよ!
すごいー、たっぷりー。
daidaiヤマメをいただくのはこれが初です。
塩焼きに唐揚げ、お刺身に甘露煮。他にも山菜とコンニャクの総菜、おから、えーっと
とにかく沢山。
身の色がオレンジ色したヤマメの刺身はまるでサーモンのよう。
火を通しても綺麗なピンクオレンジいろ。
味わい濃く、身はしっとり。
私が川魚に持っていた「パサパサ、味薄い」の
イメージはガラッと崩れました。
中でも驚いたのがこのヤマメの卵!
シャケで言うとこのイクラなんですが見事な黄金色!
そのお味はですね・・・
プチっと噛んだ瞬間はイクラと同じ感じがします。
その後に独特なクセのある香りが口一杯に広がって
とても珍しい味でした。
でもやっぱり一番のビックリはこれ。ヤマメの活き造り!!!!
コリコリ・コリコリ・コリコリ・コリコリ・コリコリ
ひたすらに食感を楽しませてもらいました。臭みなんて全く無し!
daidaiの過去最高さしみランキングTOP3入り。生涯忘れない一品かと思います。
おごちそうさまぁー。クフッ。
いつも私の旅レポートは食の話題。 いや、他にも色々楽しんだんですよ。
でもどうしてかしら。
私の記憶装置は舌の方が優れています。(あと鼻ね、こっちは思い出す鍵として優秀)
この美味しい山&川の恵みと素敵な女将さん&お店のおかげで気持ち良い湯布院時間となりました。
また機会がれば、今度は夜にお鍋をいただきたい。
そして熱燗を、こう・・キューッと。
満腹になったらコタツでゴローン・・。
「いらっしゃーい」